中央企画株式会社
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2020年06月12日
不動産取引のススメ

増える「安心R住宅」中古不動産流通の促進に向けて

多摩センターを中心に40年以上地域密着で営業を続けるLIXIL不動産ショップ 中央企画株式会社です。
「家を買う」と聞いて、どのような家を想像しますか?
分譲住宅の購入や土地を購入して新築住宅を建てる等、まだ誰も住んでいない新しい家の購入を想像する方が多いのではないでしょうか。
中古住宅の売買は以前と比べると活発になってきていますが、それでもまだ新築住宅の売買の方が主流となっています。
しかし国としては深刻化している空き家問題の解決などの為にも、中古住宅の売買を活性化させたがっています。
そこで今回は、国が中古住宅の売買を活性化させるために行っている「安心R住宅」というものを紹介します。

中古住宅のイメージ払しょくのための「安心R住宅」

先日、国土交通省は「安心R住宅」の実施状況を公表しました。
「安心R住宅」は、既存住宅(中古物)の流通促進に向けて、「不安」「汚い」「わからない」といった従来のいわゆる中古住宅のマイナスイメージを払しょくし、「住みたい」「買いたい」既存住宅を選択できる環境の整備を図るため、平成29年に創設された制度です。

具体的には、「耐震性等の基礎的な品質を備えている」「リフォームを実施済み又はリフォーム提案が付いている」「点検記録等の保管状況について情報提供が行われる」といった要件を満たす既存住宅となっています。

「安心R住宅」の中身自体は足りない印象

「耐震性」に関しては、新耐震基準で建築された建物であることが要件ですので、一定程度の耐震性は確保されていることが確認できます。

ただ、現行の耐震基準よりは一昔前の基準になるため、新築建物と同等とまでは言えません。
もちろん、診断した結果現行の耐震基準も満たしているケースもあるとは思いますが、一概に安心ですとまでは言えないことに注意が必要です。

また、リフォームに関する項目も、リフォーム提案が付いていればOKということなので、既存住宅の汚いイメージを払しょくし切れるかと言うと、そうも言えません。

いくらリフォームすれば綺麗になる、と言われても、やはり見た目の印象は大きなマイナス材料となってしまいます。

さらに、点検記録等の保管状況については、保管している状況についての告知のみですので、
「保管していません」「点検していません」という結果だったとしても「安心R住宅」として認定されてしまいます。

この点に関しては、「しっかりと点検され、その記録が保管されていること」を要件にすべきだった気がします。

「安心R住宅」だから安心とは言えなくても目安にはなる

ただ、その要件を徹底してしまうと、「安心R住宅」に該当する建物が少なすぎて、制度自体が形骸化してしまう心配もあったのかもしれません。

このように、単純に「安心R住宅」だから安心、という結論にはならなそうですが、一つの目安として捉えることはできると思います。

こうした基準を参考にしつつ、実際にインスペクションを入れる、リフォーム後の物件を併せて見学することでイメージを膨らませる、などの方法を取り入れることで、本当に安心して既存住宅(中古住宅)を購入することができるのではないでしょうか。

既存住宅(中古住宅)には、新築建売の画一的なデザインや間取りとは違う、個性的な面白さがある建物もあります。

ぜひ、幅広い視野で、理想のお住まい探しを進められてください。

いかがでしょうか。
中古住宅の購入に関してあまりいい印象がない方もまだまだいらっしゃいますが、中古住宅の売買は身近になってきています。
中古住宅ならではのメリットもありますし、デメリットは安心R住宅を選択するなどでリスクヘッジをすることもできます。
「家を買う」に、中古住宅の購入も選択肢に入れてみてください。
多摩センターのLIXIL不動産ショップ 中央企画株式会社でした。

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